紫月百三十分あるいは淫蕩学校②

Category未分類
 0
1日目「機械仕掛けに狂う菊門の皺」
 
※個人の特定を避ける為、身体的特徴又は台詞の一部を改変してお伝えいたします。
 
その日私は、いささかメランコリアの中におりました。
と言いますのも、現場へ向かう少々前に、私の玉門から出血している事を確認したからであります。
これでは、セッションの幅も狭まりますし、何より下腹部に錘が入ったかの様な、えも言われぬ不快感を伴います。
 
そうして私は、意気揚々とはお世辞にも言えない、歯痒い思いで現場に向かったのです。
 
 

私が五反田の連れ込み宿へ入ると、 そこには精力が有り余っていると見受けられる、大男がおりました。


大男は、その体躯に見合わぬか細い声で囁きだします。


 


「アヌスに興味があります。しかし誰にも触らせた事はありません。」


 


なんと、この大男の菊門は、初物の菊門だったのです。


先ほどまでの消沈した心持ちは何処へやら、私の声音は上ずったような昂揚感を帯びました。


 


「それでは、ご自身で触れた事はあるのかしら?」


 


「ありません。何だか怖くて。」


 


こちらをご覧の道楽者の皆様の中には、そんな事は遥か昔、もしくはそんな恐怖心など微塵も感じた事のない、変態性欲の申し子の様な方もおいでになる事でしょう。


そんな方々を、私は同志として愛おしく思っておりますが、まるで生娘のような反応を示すこの大男の瞳に宿る、アヌスへの興味や渇望もまた、私のリビドーを突き動かすには十分過ぎる程十分な材料となりました。


 


聞けばSMクラブも初めて、痛みを伴うセッションも興味がないと言うではありませんか。


これは好都合。なにせ、初物の菊門をゆっくりと拡張し、女の玉門のように淫らで快楽を得る臓器に仕立て上げるにはおあつらえ向きのリクエストですから。


 


かくして私は、大男は羞恥心を隠し切れないのだろうか、湯浴びから戻った後も纏ったままの衣服を剥がし、その毛むくじゃらで上気した体と対峙する事となったのです。


 


 


「まずはお前の敏感な場所を探すわ。力を抜いて、ゆっくりと呼吸をしながら、私に身を任せなさい。」


 


直立したままの大男の体にゆっくりと指を這わせると、まるで計ったかのように美しく、肌が粟立って行くのを指先で感じました。


 


「敏感な場所を探すと言ったけれど、お前の身体は全身が過敏なのね。これでは、アヌスに興味を持つのも自然の摂理だわ。もっともっとと、淫猥な肉体は更に強い快楽を求めるものよ。」


 


うう、と大男は小さく呻くと、それまで閉じていた脚を開き、私に屹立した一物がよく見えるようにしてきました。


 


「あら、早速"もっと"?それでは、もうひとつ良いことを教えてあげるわ。快楽はね、触れるか触れないかの所で先延ばしにすると、より強い快楽となって後で身体にも脳髄にも降りかかるものよ。」


 


大男の表情にはもう羞恥の色は無く、期待と切望に支配された、まるで山猫のようなそれでした。


 


 


その後も紆余曲折ありましたが、道楽者の皆様はきっと、早くアヌスのくだりを、とお思いなのではないでしょうか。


この大男は気が急いたがために快楽が先延ばしになってしまいましたが、ここは崇高な淫猥物語をお話する場ですから、皆様に興奮していただけるよう、ご要望におこたえする事にいたしましょう。


 


 


すっかり熟れきった杏のようになった大男は、その実を股間にぶら下げながら、四つん這いにさせられました。


 


「まあ、お前は初めてだと言いながら、こんないやらしいアヌスをしているのね。ヒクついて、艶々と輝きながら私を誘惑しているわ。」


 


「恥ずかしいアヌスを持ったお前がさらにこんな格好にさせられて、一体どんな面になっているのか、覗き込んでやろうじゃないの。」


 


大男の汗に濡れた髪を持ち、顔を上げさせると、どうやらあまり余裕がないらしく、荒い息遣いを繰り返すのみで、あとは目が泳ぐばかりでした。


 


ところで私は、セッションの最中にたびたび顔や瞳を覗き込むのが好きなのです。


羞恥の顔、欲望の顔、焦燥の顔、苦痛の顔、そして歓喜の顔。


私に身をゆだね、このように自身の本質を曝け出し欲求を叶えている瞬間におかれましては、何人もその本音と感情を表に出すことを禁じ得ないものであります。


それらは、セッションをより快適で美しいものにする事に役立ちますが、その事以上に、それを見る時私もまた、この上ない喜びと興奮を覚えるのです。


 


私ははやる気持ちを抑え、ひとまず冷静さを取り戻そうと試みながら、手袋を身に付け、潤滑剤を手に取りました。


 


そして大男の艶々とした菊門の感触を感じながら、そこに塗り付けていきました。


 


菊門はぴったりと閉じ、緊張感を取り戻しているようでした。これはいけないと思った私は、菊門に当てがった指先の動きはそのままに、大男に声をかける事にしました。


 


「お前のアヌスはこんなに私を欲しているのに、肝心のお前が緊張していては仕方がないわ。決して痛みは与えないから、安心してちょうだい。お前の快楽のスイッチは、私が探し当ててあげるから、お前は何も考えず、ただ私にされるがままにされていればいいのよ。」


 


するとこの大男は、徐々に菊門を弛めていきました。私の指先が潤滑剤によって滑り込み、静かに、それでいて確実に、菊門の内側へ沈んで行きます。


 


「あら、やればできるじゃない。その調子よ。素直で可愛いアヌスね。」


 


ついに大男の初物の菊門は、私の人差し指の全てを飲み込みましたので、私はゆっくりと出し入れしたり、試しに前立腺を刺激してみる事にいたしました。


その間も、大男は小さく呻いたり、時々体を痙攣させたりしておりましたので、私はその生娘のような反応の数々を存分に楽しみました。


 


「どうかしら、痛みを感じる?」


 


大男は、ぱくぱくと菊門を締めたり弛めたりしながら言いました。


 


「いえ、ちっとも痛くありません。なんだかムズムズするような、不思議な感覚です。」


 


「ではここはどうかしら?」


 


私はそう言い、指を曲げて前立腺を刺激しました。


 


大男の前立腺は、すぐに見つかりました。


まるで早く刺激して欲しそうに、ぷっくりと主張していたからです。


 


「そこは…なんだか足先から沸き起こるような……」


 


大男はそこまで言うと、わなわなと身体を震わせ始めました。どうやら快感を覚えた様子でしたので私は少々驚きました。


 


と言いますのも、実は初めて前立腺を刺激した際に快感を覚えられるのは稀な事なのです。


これはもう大男の才能とでも申せましょうか、とにかくその大男は前立腺に導かれるままにして、その日アマンダへコンタクトを取った事が露わになりました。


 


これは大丈夫だと踏んだ私は、数々のお道具の中から、エネマグラを選び手に取りました。


 


ただのエネマグラではありません、機械仕掛けにバイブレーションし、ぐるぐると先端が回る例のあのエネマグラです。


 


私はその特殊なエネマグラに潤滑剤をたっぷりと塗り付けると、ヒクつく菊門に当てがい、先ほどよりさらにゆっくりと、体内に沈めていきました。


 


そしてスイッチを入れると、大男は大きく反応し、身体を仰け反らせました。


 


私はその反応が楽しくて、どれ一物も弄んでやろうと大男を仰向けに転がしました。


 


触れてもいないはずの一物が、相変わらず屹立したままでしたので、思わずにやりとしたと同時に、この大男の才能をより如実に感じました。


 


脈打ち血管の浮き出た一物のすぐ下には、拡張され、機械仕掛けによって体内を掻き回される隠微な菊門。その皺は、歓喜を表すかのように、いつまでものたうち回るばかりなのでした。


 


紫月


 




スポンサーサイト
[PR]

[PR]

0 Comments

Post a comment